体系 |
特許調査 |
用語 |
サブクラスとは(国際特許分類) |
意味 |
サブクラスとは、特許調査のための特許分類であるIPC(国際特許分類)を構成する5つの階層のうちの第3階層であって、(クラス+)アルファベット1文字で表されます。
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内容 |
@IPCの5階層のうちのセクション・クラスは、単に特許出願に係る発明が全技術分野中のどこに在るのかを示す位置情報に過ぎませんが、サブクラス以下となると、特許出願に係る発明に近づき、実際に特許調査で調査対象を絞り込む条件として使えます。
A即ち、公開テキスト検索ではサブクラス以下の階層で?を使ってIPC検索ができます。
例 A23G? →OK (A23? →NG )
Bまた公開特許公報フロントページ検索では、サブクラス以下の階層で?を使わずにIPC検索ができます。
例 A23G →OK (A23 →NG )
Cクラスの内容は、パテントマップガイダンスで調べられます。照会機能のIPC照会の欄に例えば「A23」と入力して「照会」アイコンを押すと、そのサブクラス中のグループが表示されます。
→「一階層上」をクリックすると、同列のサブクラスが全て表示されます。
DIPCが版ごとに異なることはよく知られていますが、その相違はサブクラス(場合によってはその上のクラス)の階層まで及ぶことがあります。
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留意点 |
サブクラスの概念は米国特許分類にもあります。スラッシュ“/”の後の数字又は文字がサブクラス、/の前の数字がクラスです。
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