パテントに関する専門用語
  

 No:  564   

特許出願の種類(米国)/Utility

 
体系 外国の特許法・特許制度
用語

Utility Patent applicationとは(実用特許出願)

意味  Utility Patent applicationとは、米国特許出願の一形態であり、技術的な効果を奏する創作に保護を求めるものです。


内容 ①Utility Patent application(実用特許出願)の意義

 例えば揚水・灌漑用機械の発明のように技術的な作用・効果を奏する創作は、人間の生活を豊かにし、産業を発達させます。そうした有益な発明を保護するために実用特許出願が認められています。

 なお、米国では実用特許出願の制度の他に意匠の特許出願、植物の特許出願があります。
Design Patent applicationとは(意匠特許出願)

②Utility Patent application(実用特許出願)の利点

 実用特許出願は創作の技術的な観点から保護するため、特許出願人が製作した発明品そのものに限らず、その思想を文章化して保護することができます。思想の表現を工夫することで、広範で強力な権利をとるチャンスがあります。

③Utility Patent application(実用特許出願)の要件

 願書の他に、保護範囲を文章化した請求の範囲(claims)、発明の内容を記述する明細書(description)、及び場合により図面により発明を特定することが必要です。


留意点

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