| 内容 |
①主要条項の意義
主要条項は、契約の目的に応じて決定される、その契約に固有の決め事であり、売買が目的の契約であれば、売買の対象や価格などが主要条項となります。
②主要条項の内容
（a）例えば特許を受ける権利の譲渡であれば、特許出願番号により、特許権の譲渡であれば、特許番号により、権利を特定します。
（b）特許のライセンス契約などでは、特許出願番号・特許番号での権利の特定の他に、実施地域（全国か一部地域か）などを特定します。
・また必要により技術指導義務や秘密保持義務を規定することもできます。
・技術指導は、通常、ライセンサーの側から求めるもので、ライセンサーが技術導入を容易にするための指導員を派遣することです。
・秘密保持は、通常、ライセンシーの側から求めるもので、契約期間中（或いは契約が終了した後の一定期間）にライセンサーが特許出願或いは特許に関する技術を秘密にすることです。
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