体系 |
特許調査 |
用語 |
検索式とは(特許分類検索) |
意味 |
特許分類検索の検索式は、AND演算・OR演算・NOT演算を用いて特許分類に基づいて特許調査を行うための式です。
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内容 |
@AND演算は“*”、OR演算は“+”、NOT演算は“−”でそれぞれ表されています。例えば特許分類検索の検索式の欄に次のように入力できます。
2J040A001+[A63F9/22-ZAA]
G01N21/64@F*ZNA
Aどう演算を組み合わせても検索はできますが、Fターム同士はOR演算で結ぶのが基本、AND演算で結ぶのは避けた方がよいと考えられます。絞り込みが過剰になるからです。
BまたFタームとFIと国際特許分類とを組み合わせることも可能ですが、組み合わせる項目の技術内容次第では、Aと同様に過剰な絞り込みとなります。
CFI記号の組み合わせは、同一の観点ではOR演算で結び、異なる観点ではAND演算で結ぶのが基本的な手順です。
DFIなどは、特許庁の分類付与官の目を通って決まるために的確な特許調査が可能です。
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留意点 |
Dに関して、NOT演算の機能は公開テキスト公報にもありますが、除いた用語が特許出願の明細書のどこかにあれば文脈に無関係に検索結果から排除されます。例えば“ターボエンジンの原理にはA方式、B方式があるが、本発明はA方式を対象とする”という文言があった場合、B方式をNOT演算の対象としていると、この特許出願は検索結果から漏れてしまうのです。国際分類検索ではこうした不都合を回避することができます。
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