パテントに関する専門用語
  

 No: 151    

FIハンドブック/特許調査

体系 特許調査
用語

FIハンドブック

意味  FIハンドブックとは、特許電子図書館の特許調査用ツールで、特許庁の審査官が各FIの運用や関連技術分野を説明したものです。
        
内容 @FIハンドブックは、説明・補足説明・関連分野の各欄を含みます。

A「説明」はIPCの説明であり、日本人には分かり難いことがあります。例えばアイスクリームの製造に関してA23G9/08に「バッチ式製造」と記載されています。バッチ式とは対象物を途中で出し入れせずに1サイクルで処理を行う意味のようですが、慣れないとイメージが掴めません。

B「追加説明」は日本の審査官の説明であり、同一のFIを「冷蔵庫内においてミキサーにより凍結、撹拌するもの。主として家庭用。」と解説しています。国内の特許出願であればこう表現するであろうという言葉で解説しているのです。

C「関連分野」は、特許分類検索の検索式を構築するときに役に立ちます。例えば既存の特許出願等の情報からキーワード検索でFIを抽出し、FIハンドブックで関連分野のFIを拾い出し、それらFIの和集合を作ることで漏れの無い特許調査が可能となります。

DFIハンドブックを利用するためには、パテントマップガイダンスの検索画面でFI照会にFIを入力するとともに“FIハンドブック”を選んで「照会」をクリックし、“FI(一覧表示)”の画面で各FIの表示の右端のHBをクリックします。
        
留意点  →FIハンドブックの利用方法



 
        
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※ 不明な点、分かりづらい点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。


 

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