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253 FI照会/パテントマップガイダンスの照会/特許調査 |
体系 |
特許調査 |
用語 |
パテントマップガイダンスのFI照会 |
意味 |
パテントマップガイダンスのFI照会とは、特許調査に用いる代表的な特許分類の一つであるFIについてFI表示及びFIハンドブックを表示する機能です。
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内容 |
@FIは、特許出願又は実用新案登録出願(以下特許出願等」という)の出願書類のうち請求項に対応する特許分類であり、国際特許分類をさらに細分化したものです。このFIを利用するために有用な情報を提供するガイダンスがFI照会です。
A特許出願等の公報類にはFI記号が記載されています。例えばキーワード検索により自分の発明と類似する特許出願等を発見したときに、そこに付与されたFI記号の意味内容を調べたり、関連するFI記号を探したりして、特許分類を主体とする本格的な調査(特許分類検索)に役立てることができます。
BFI記号の体系に関して広く知りたいときには、パテントマップガイダンスのFIセクション/広域ファセット選択を利用できます。
CパテントマップガイダンスのFI照会画面(下図(A)参照)から、「FI」又は「FIハンドブック」を選択して「照会」をクリックすることで、それぞれのFIの表示(下図(B)参照)又はFIハンドブックの情報(同(C)参照)が表示されます。
D情報の表示方法として、グループ内の階層全部の一覧表を表示させる「一覧表示」、指定した階層(ターゲット)を含む上の階層(及び下の階層があるときには一つ下の階層)をほぼ直列的に表示「ターゲット表示」、指定した階層より一つ下の階層だけを並列的に表示する「同階層表示」があります。下図ではターゲット表示で照会した結果を示しています。
EFI表示からは、テーマコード(図での4B014)、コンコーダンス検索(CC)、FIハンドブック(HB)にアクセスできます。FIは、主に特許出願の請求項を対象とする情報であるのに対して、テーマコードは、特許出願の明細書(実施例)も対象とするFターム検索を可能とします。
FFIハンドブックからは、FIの“補足説明”や“関連分野”などにアクセスできます。補足説明は、国際特許分類に基づく“説明”を日本人に馴染みやすい言葉で解説したものです。“関連分野”は特許調査の対象範囲を拡大するために重要です。
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留意点 |
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