内容 |
@法的結論の意義
(a)裁判では、終局的な判決を出す前に、幾つかの法律問題に関して審理することが通常です。
(b)ある法律の効果Xを生ずるために、法律の適用要件A+B+Cを全部満たさなければならず、そのうちの一つ又は全部が争点となるときに、それぞれの争点に係る法律問題に対する裁判官の最終的な判断が法的結論です。
A法定結論の内容
(a)特許の分野に関しては、例えば非自明性(進歩性)について次の用例があります。
“発明が自明であるか自明でないかを決定することは、法的結論である。相手方は、クレーム発明が自明であることを証明する責任を果たすことに失敗した。”と控訴裁判所は判決した。
“the Court of Appeals, Markey, C.J., held that: (1) determination
that invention would or would not have been “obvious” is conclusion
of law, and (2) competitor failed to carry its burden of proving
that claimed inventions would have been obvious.” (810 F.2d
1561)
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