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258 IPC照会/パテントマップガイダンスの照会/特許調査 |
体系 |
特許調査 |
用語 |
パテントマップガイダンスのIPC照会 |
意味 |
パテントマップガイダンスのIPC照会とは、特許調査に用いる代表的な特許分類の一つであるIPC(国際特許分類)に関して、IPCのメイングループ以下の階層を指定して照会したときに表示種別に応じて関連するIPCの全てを表示する機能です。
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内容 |
①国際特許分類は、特許出願等の特許情報を階層的に整理し、特許出願等の審査に資するように体系化された国際的な分類です。世界各国の特許出願の公報類には共通ルールで付与された国際特許分類が付与されており、これを有効利用することが特許調査において重要です。しかしながら、国際特許分類は、版を重ねる度に改正され、異なる版同士で内容的に必ずしも整合していません。特に現行の第8版とそれ以前の版との相違はかなり大きいものと言われています。そこでパテントマップガイダンスでは、第4版から第8版までの範囲で版数を指定して一定のグループに属する国際特許分類を表示しています。
②パテントマップガイダンスのIPC照会画面で、ボックス内に国際特許分類のグループ以下の階層を入力し、さらに版数を指定して検索すると、関係する国際特許分類が表示の種別ひょじされます。
③IPC照会画面の直ぐ下に「表示種別」の欄があり、「一覧表示」、「ターゲット表示」、「同階層表示」を選べるようになっています。
④例えば一覧表示を選択し、さらに第8版を指定してA23G9/00を検索すると、下図の左側に示すように表示され、また第7版を指定してA23G9/00を検索すると、下図の右側(上半分)のように指定されます。
⑤同じグループでの第8版と第7版とでは大きく異なります。具体的には、第7版のA23G9/02が第8版に存在せず、その代わりに第8版には、A23G9/32からA23G9/52の11個のサブグループが追加されています。
⑥第7版のA23G9/02の右側に「CC」というマークがあります。これは、コンコーダンス検索というアイコンであり、異なる版の間の国際特許分類の対応関係や、国際特許分類とFIとの対応関係に関する情報を表示する機能を有します。
⑦第7版のA23G9/02のCCをクリックすると、下図の右側の下半部に示す表が表れます。この表から、第7版のA23G9/02のサブグループの内容が第8版の新たに追加された11個のサブグループに振り分けられていることが判ります。
⑧IPCの体系に関して広く知りたいときには、パテントマップガイダンスのIPCセクション選択を利用できます。
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留意点 |
参考図40
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