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 パテントに関する専門用語
  

 No: 019   

特許出願の処理/包袋禁反言

体系 特許出願の審査
用語

包袋禁反言の原則

意味  包袋禁反言の原則とは、権利者は、特許出願の経過において意見書や補正書で行った意思の表示と矛盾するような特許権の主張をすることができないというものです。
内容 @包袋禁反言の原則は、信義則の原則から派生するものです。昔は、意見書や補正書を特許出願毎に包袋内に保管していたのでこの名称があります。

A例えば特許出願人が意見書中で“本願発明の構成によりAという効果を奏する。”と主張した場合、特許侵害訴訟で被告側は“私の製品はAという効果を奏しないので原告の特許発明の技術的範囲に属しません。”と主張できます。

B従って、特許出願人は、意見書では拒絶理由を解消するのに必要最小限のことを記載すべきです。とかく審査の段階では権利を取得することを優先し、請求項中の語句の意味合いを狭く釈明し、一旦権利になると手のひらを返したように広い解釈を主張し始めるというようなことは、許されるべきではありません。
包袋禁反言の原則の意味合い(原則があてはまらない場合)

C特許出願人が意見書で行った釈明の他に、出願書類の補正が包袋禁反言の原則に反する場合、或いは均等論の主張が包袋禁反言の原則に反する場合が実務上問題となります。

D外国でも包袋禁反言と同様の法理(エスペットル)があります。
エストッペル(Estoppel)とは

留意点
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