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 商標に関する専門用語
  

 No:  137   

外観上の統一性/商標出願/商標の類否

 
用語

外観上の統一性とは(結合商標の)

意味  外観上の統一性とは、結合商標を構成する複数の要素が外観上まとまりをもって結合していることを言います。


内容 @外観上の統一性の意義

(a)商標出願の審査や商標権の効力範囲を判断する際に商標の類否が問題となりますが、類否判断の対象が複数の要素の組み合わせによりなる結合商標であるときには、当該結合商標が分離観察できるかどうかが問題となります。商標の類否判断では全体観察が原則ですが、分離して観察することが取引上不自然であると思われる程度に不可分に結合していないときには、分離観察が可能となるのです。

(b)例えば文字と図形との結合商標であっても、その図形がこれといって特徴となくありふれた地模様であり、商標の構成中の目立つ場所に文字部分があれば、取引上この文字部分を抽出して看取することは不自然ではありません。

(c)外観上の統一性には、様々な態様が考えられます。

・文字部分と図形部分とが一体不可分に融合している。

・文字部分と図形部分とが共に働いてある印象(躍動感など)を演出している。

・大きい要素と小さい要素との配置のバランスに特徴がある。

・コントラストやグラディエーションなどの色彩の使い方に統一性がある。

@外観上の統一性の内容

(a)外観上の統一性といっても、必ずしも外観だけで統一感を実現しているわけではなく、観念的な要素が判断に加味されることがあります。
文字・図形の結合商標の類否のケーススタディ1(魚耕事件)

(b)なお、文字部分と図形部分とが外観上分離しており、かつ図形部分が文字部分の愛称として親しまれているなど両者が概念上一体不可分の関係にある事情がなくても、分離観察するべきでないと判断された事例もあります。
文字・図形の結合商標の類否のケーススタディ2(黒猫ギルベルティ事件)


留意点

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